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基本の基本:放課後等デイサービス・児童発達支援の請求プロセス

放課後等デイサービスや児童発達支援事業は、利用者への請求だけでなく、国保連(国民健康保険連合会)への請求業務も発生します。この記事では、その請求業務の流れについて詳しく説明します。

当月に行うこと・翌月初に行うこと

まず、サービス提供月の当月に行うことから始めます。サービスを提供した後、利用実績を記録します。そして、翌月の月初に利用実績を確定します。(提供実績管理票)この際、保護者の署名があるか、加算等の記載・設定漏れがないかも確認します。

利用者負担額一覧・上限管理結果表

次に、サービス提供月の翌月3日までに行うことです。自施設が上限額管理事業所の場合は、利用者が利用した他の施設から送られてくる「利用者負担額一覧表」を受け取ります。他の施設が上限管理を行う場合は、「利用者負担額一覧表」を作成し、上限額管理事業所に提出します。

さらに、サービス提供月の翌月6日までに行うことは、「利用者負担上限額管理結果票」を作成し、提出することです。自施設が上限額管理事業所の場合は、関係施設から「利用者負担額一覧表」を受け取り、「利用者負担上限額管理結果票」を作成します。作成後には「利用者負担上限額管理結果票」をそれぞれの関係施設に提出します。作成にあたって、以下の情報の記載に間違いがないかどうかを確認します。

  • 氏名
  • 市町村番号
  • 受給者番号
  • 総費用額
  • 利用者負担額
  • 提供サービス

自施設で上限管理を行わない場合、つまり、他の施設が上限管理を行う場合は、上限額管理事業所が作成した「利用者負担上限額管理結果票」を受け取ります。

国保連に伝送

そして、サービス提供月の翌月10日までに行うことは、請求データを国保連へ送信することです。障害児通所給付費、入所給付費等請求書、明細書、サービス提供実績記録票、利用者負担上限額管理結果票(上限管理額管理施設のみ)を準備し、各項目に誤りがないかを確認の上、国保連へ請求します。

保護者への請求書・受領書などの発行

最後に、サービス提供月の翌月の中旬に行うことは、請求情報をもとに、自己負担額を計算し、保護者への自己負担額を請求します。また、国保連の請求審査が完了したら、市町村から国保連を経由し、報酬が支払われます。報酬の支払いを受けたら、代理受領通知書を発行します。そして、翌々月には、利用者請求額の受領書と代理受領通知書をセットで保護者へ送付します。

以上が放課後等デイサービス・児童発達支援の請求業務の流れです。この流れを理解し、適切に行うことで、スムーズな運営が可能となります。

行うこと一覧

時期行うこと
サービス提供月サービスを提供し、利用実績を記録する
サービス提供月の翌月初利用実績を確定し、保護者の署名や加算等の記載漏れを確認する
サービス提供月の翌月3日まで「利用者負担額一覧表」を作成し、提出する(または受け取る)
サービス提供月の翌月6日まで「利用者負担上限額管理結果票」を作成し、提出する(または受け取る)
サービス提供月の翌月10日まで請求データを国保連へ送信する
サービス提供月の翌月中旬自己負担額を計算し、保護者への自己負担額を請求する。国保連の請求審査が完了したら、報酬を受け取る
翌々月利用者請求額の受領書と代理受領通知書をセットで保護者へ送付する

アルバトロスでできること

アルバトロスでは実績の記録から国保連へのデータの伝送までシームレスにわかりやすく実施することが出来ます。実績の記録の前、予定の作成や売上の予測に対しても強力で有効なツールです。

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