国保連への請求に必要な取込送信システムと電子証明書の導入手順

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障害福祉サービスの請求は国保連合会へデータを送信する方式です。そのために「取込送信システム」と「電子証明書」が必要になります。ここでは、国保連への申し込みから導入までの流れを簡潔にまとめます。

参考:請求処理(国保連伝送ファイル作成)

1. 国保連への申し込み

  1. 利用申込書の提出
    各都道府県の国保連合会に「電子請求利用申込書」など所定の様式を提出します。新規指定後に自治体から案内されるケースもあります。
  2. ユーザIDの交付
    国保連の審査後、事業所宛てに「ユーザID」「仮パスワード」「証明書発行用パスワード」が郵送で届きます。この情報が、電子証明書や取込送信システムを利用する際に必要です。

2. 電子証明書

  1. 電子請求受付システムにログインし、証明書発行を申請します。
  2. 発行済みになったら証明書をダウンロードし、請求に使用するPCにインストールします。
  3. 有効期限は3年程度です。期限前に更新手続きを行う必要があります。
  4. PCを入れ替える場合や複数台で利用する場合は、それぞれのPCにインストールしてください。

3. 取込送信システム

  1. 電子請求受付システムにログインし、取込送信システムをダウンロードします。
  2. インストーラを実行し、画面の指示に従ってインストールします。
  3. システムを起動し、事業所情報を登録します。
  4. 請求データを取り込み、電子証明書を用いて送信します。
  5. 送信履歴を確認し、通知文書を取得します。

まとめ

  • まず国保連に利用申込書を提出し、ユーザIDなどの交付を受けます。
  • 電子証明書を取得・インストールし、取込送信システムを導入することで請求が可能になります。
  • 証明書の有効期限管理やPC入替時の移行を忘れずに行ってください。

リンク

以下のリンクは各都道府県よりの説明ですが基本的にはどの都道府県でも同じ手順です。参考にしてください。