アルバトロスのデータバックアップについて

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アルバトロスでは、万が一に備えてデータのバックアップを複数の段階で行っています。ここでは、どのような仕組みでデータを守っているかと、事業所様にお願いしたい点をまとめました。

予定・実績データのバックアップ(1時間ごと)

もっとも更新頻度の高い「予定」「提供実績」のデータについては、変更があった場合に限り、数時間に1回のバックアップを自動で取得しています。

  • 予定や実績の編集・登録が行われた時間帯のみバックアップを保存
  • 急なトラブルや誤操作があった場合でも、一定時間前の状態に戻せるよう備えています
  • バックアップ数には事業所ごとに制限があります。
  • バックアップの時間間隔・ロジックなどは予告なく変更する場合があります。

なお、これらのバックアップからの復元は、内容によっては思わぬ影響が出る場合があります。
復元をご希望の際は、慎重に行って下さい。心配は場合は一度サポートまでご相談ください。
事業所様ごとの状況を確認しながら、安全な方法をご案内します。

全データのバックアップ(1日1回・世代管理)

予定・実績に限らず、アルバトロス内の全データのバックアップを1日1回取得しています。

  • 毎日のバックアップを14日分保持
  • さらに、毎月12日時点のバックアップを基準として、5〜6か月程度保持
  • 月次請求が完了した時点のデータについては、長期保管を前提にバックアップを残すようにしています

14日分のバックアップは、日々の万が一に備えた「短期的な保険」の役割を持っています。
一方で、月次のバックアップは、請求データを含めた状態を長めの期間保存しておくためのものです。

復元のためにはサポートまでご連絡ください。このデータの復元はサポート側でも時間がかかる作業です。原則として有償対応になります。

サーバー全体のバックアップ(緊急時対策)

データだけでなく、システムを含めたサーバー全体のバックアップも別途行っています。

  • サーバー全体のバックアップも、原則として1日1回取得
  • 大規模な障害や災害など、通常のデータ復元では対応できない事態に備えたものです
  • 現時点までに、この「サーバー全体のバックアップ」から復元を行ったことは一度もありません

あくまで「緊急事態への最後の砦」という位置づけで運用しています。

復元操作について

アルバトロスでは、事業所様ご自身でバックアップから復元を実行する機能はご用意しておりません。

バックアップからの復元は、

  • データの整合性
  • 他の利用者様や請求データへの影響
  • 現在運用中の設定との兼ね合い

などを慎重に確認しながら行う必要があります。

そのため、
「特定の日付に戻したい」「過去の状態を参照したい」などのご希望がある場合は、必ずサポートまでお問い合わせください。復元に全体バックアップを利用する必要がある場合は原則として有償対応になりますのでご注意ください。

事業所様にお願いしたい「書類の保存」

システム側のバックアップとは別に、事業所様ご自身でも、以下のような帳票の保存をお願いしています。

  • 通所給付費明細
  • 提供実績記録票
  • 各種記録票
  • アルバトロス独自帳票である利用確認票 など

これらを毎月紙やPDF等で保存しておいていただくことで、

  • 何らかの理由でシステム側の復元に制約がある場合でも
  • 過去の状況を確認しながら、データをほぼ完全に再現することが可能になります。

まとめ

アルバトロスでは、

  • 予定・実績の短期バックアップ(1時間ごと・変更時)
  • 全データの1日1回バックアップ(14日分+月次の長め保存)
  • サーバー全体のバックアップ(緊急事態用)

といった形で、複数の層でバックアップを行っています。

一方で、
操作ミスや思わぬトラブルへの備えとして、事業所様側での帳票保存も非常に重要です。

日々の業務のご負担にならない範囲で構いませんので、

  • 毎月の通所給付明細
  • 提供実績記録票や各種記録
  • 利用確認票 など

を保存していただき、事業所様とアルバトロスの両方で「二重・三重の備え」ができると安心です。

バックアップや復元についてご不明な点がありましたら、お気軽にサポートまでお問い合わせください。